「ゴットフリード・ワグネル賞2018」受賞者発表 ― 日独科学技術交流を促進

2018年6月26日、在日ドイツ商工会議所は都内のホテルで、第10回ドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞2018」受賞者を下記の通り発表し、表彰しました。本賞は、日本を研究開発の拠点として活動しているドイツのグローバル企業9社によるプロジェクトで、日本の若手研究者支援と科学技術振興、そして日独の産学連携ネットワーク構築を目的としています。

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本賞では、材料、デジタル化とモビリティ、エネルギー、ライフサイエンスの4部門からそれぞれ受賞研究1件が選ばれ、各部門受賞者に対して賞金250万円が贈られます。

授賞式では、まず主催者と共催企業を代表してマークゥス・シュールマン駐日ドイツ商工特別代表による挨拶があり、賞の紹介および関係者への謝辞などが述べられました。今回、記念すべき第10回目の授賞式を迎えるにあたり、アニヤ・カルリチェクドイツ連邦教育研究大臣から特別にビデオメッセージをいただきました。続いて登壇したハンス・カール・フォン・ヴェアテルン駐日ドイツ連邦共和国大使は、本賞が日独の科学技術協力に大きく貢献していると強調しました。来賓のあかま二郎内閣府副大臣は、「世界で最もイノベーションに適した国」の実現を目指す上で、日独間の連携強化と人材の重要性について触れ、受賞者がその好例であると賞賛しました。

今回は、本賞創設10周年記念を祝し、「AIディスラプション:超スマート社会への準備」をテーマに、産官学で日本を牽引する梅澤高明氏(A.T.カーニー 日本法人会長)、奥田浩美氏(株式会社ウィズグループ 代表取締役)、染谷隆夫氏(東京大学 大学院工学系研究科 教授、ドイツ・イノベーション・アワード2008年受賞者)、藤川幸一(FlyData株式会社 代表取締役)をパネリストに迎え、バート・ヴォーフラム氏(コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 代表取締役社長)の司会のもと、社会のあらゆるところでの人工知能(AI)の可能性とAIのもたらす利益を享受するために必要な役割を果たすイノベーション推進者の課題についてトークを繰り広げました。

本賞10年の歩みのビデオを上映後、本賞設立当初より選考委員長を務めている、国立研究開発法人科学技術振興機構顧問の相澤益男氏から、受賞者と選考理由が発表されました。賞の贈呈では、相澤益男選考委員長および共催企業代表らが受賞者と壇上で握手を交わし、会場は大きな拍手に包まれました。その後、受賞者自身による挨拶が行われ、受賞の喜びなどが述べられました。

授賞式には、日独の産学官の各界からの参加者および報道関係者ら約200名が参加しました。授賞式に引き続き行われたレセプションでは、なごやかな雰囲気の中で参加者らの活発な日独の産学官交流が行われていました。

また、授賞式に先立ち、受賞者はあかま副大臣、フォン・ヴェアテルン大使、シュールマン商工特別代表、共催企業の代表らと研究内容や今後の展開について、意見交換をしました。

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