プログラムの概要
本プログラムはドイツのカリキュラムをベースに開発した日本版カリキュラムに従って学びます。実践重視の内容になっており、実習期間の7割程度は研修先企業(ディーラー)でのOJT、3割が学校での理論学習になります。当プログラムに参加する訓練生は、まずは研修先企業と雇用契約を結び、給与を受けながらトレーニングに取り組みます。経済面の心配をすることなく安心して学ぶことができ、学校と現場で高い技術と専門知識を身に付けます。3年間のプログラム修了後には、ドイツ認定資格を取得し、研修先企業の正社員として、安定したキャリアパスを築くことができます。
プログラムの4つの特長
ドイツ認定資格取得と確固としたキャリアパス
3年間のプログラムを修了すると、ドイツ公的機関による認定資格を取得。研修先企業で正社員として、継続したキャリアアップを実現できます。
授業料無料、給与支給で経済面も安心
訓練生は研修先企業の社員として雇用契約を結び、研修期間中は、給与が支給されます。経済的な負担を心配することなく、学びに専念できる環境が整っています。
グローバル標準 x 日本向け独自開発カリキュラム
日本の整備士訓練に必要な内容はもちろん、世界をリードするドイツ標準の技術やノウハウも習得できます。電気自動車(EV)やモビリティテクノロジーなど、未来のクルマに欠かせない技術も学んでいきます。
ドイツの認定資格をもつトレーナーが指導
学校の理論学習でも現場での実地訓練でも、ドイツ認定資格を取得した高い指導力をもつ講師から学ぶ機会が得られます。
研修先企業と教育機関
現在、研修先企業はビー・エム・ダブリュー株式会社のディーラーあるいは三菱ふそうトラック・バス株式会社のディーラーになります。教育機関は、関東エリアは東京都の「特定非営利活動法人メカニックカレッジ」と群馬県の「太田自動車大学校」、関西エリアは神戸市の「阪神自動車航空鉄道専門学校」となり、今後、他の地域にも提携校を増やしていく予定です。
クルマやメカが好きな方、メカトロニクスに携わる仕事に興味のある方、ぜひご応募ください!
2026年度訓練生 募集要項
研修開始時期: 2026年4月以降
研修期間:3年間
応募締切:2025年11 月28日(金)※定員になり次第、締め切ります。
応募要件:
- 学歴: 高校卒業以上
- 資格: 車や機械が好きで熱意のある方。メカトロニクスの技術を使った仕事に興味がある方。自動車整備の経験があれば尚歓迎。
- プログラム修了後も継続して勤務先企業にてメカニックとして活躍する意思をお持ちの方。
- 語学: カリキュラムは全て日本語で行うため、日本語は母国語レベル。少なくとも、日本語認定試験2級資格(JLPT:N2)以上を保有あるいは同等の語学力が必須となります。
- 外国籍の方につきましては、原則として、日本での在留資格を持っていることが条件となります。
応募方法:
履歴書(写真添付) と志望動機書(希望する車種:乗用車、商用車、またはどちらでもよいを明記) を、メールでドイツデュアルシステム(職業訓練) 担当村田(vt-recruit@dihkj.or.jp)宛にお送りください。
- 勤務先はBMW株式会社のディーラーあるいは三菱ふそうトラック・バス株式会社のディーラーになります。ご希望のエリアがございましたら、応募の際にお知らせください。
- 学校については、関東エリアは東京都の「特定非営利活動法人メカニックカレッジ」、群馬県の「太田自動車大学校」、関西エリアは神戸市の「阪神自動車航空鉄道専門学校」のいずれかとなります。地域によって授業はオンラインと対面のハイブリッドを予定しています。
選考および採用について:
- お送りいただいた書類は、提携企業に共有の上、各企業での選考を経て採用が決定します。
- 企業によっては、当プログラムへの参加がすぐに決まるのではなく、入社後のポテンシャル・勤務態度・成績を踏まえて判断されます。