2026年3月4日 | 東京 - 在日ドイツ商工会議所(略称:AHK Japan)は、ドイツのバーデンヴュルテンベルク州日本経済代表部の業務を正式に引き継ぎました。これにより、同州はアジアにおいて最も重要な未来市場のひとつである日本での経済的プレゼンスを高め、長年にわたる日本とのパートナーシップをさらに拡大することになります。
今後、在日ドイツ商工会議所副専務理事のDr. ルーカス・ヴィトスアスキーが、バーデンヴュルテンベルク州経済省の日本代表を務めます。また、コンサルタントであるビクター・アーンホルドはイノベーションスカウトとして、特に日本のイノベーションやスタートアップシーンにおける技術開発とトレンドを注視し、日本市場への参入や提携を検討するバーデンヴュルテンベルク州企業の窓口となります。
「バーデンヴュルテンベルク州経済・労働・観光省との緊密な連携をさらに強化し、日本において同州の経済的利益を代表できることを大変うれしく思います」とDr. ルーカス・ヴィトスアスキーは述べています。「バーデンヴュルテンベルク州の企業は、日本の産業および技術環境と非常に高い親和性を持っています。こうした背景から、同州と日本のビジネス関係が今後さらに深まることを期待しています。とりわけ、神奈川県とはすでに非常に良好な関係を築いており、新たな提携プロジェクトの可能性が非常に高いと考えています」
同時にDr. ヴィトスアスキーは、前任者の内田裕久氏に対し、バーデンヴュルテンベルク州と日本の関係構築と維持における長年にわたる尽力と多大なる成果に感謝の意を評しました。
未来技術とイノベーションに焦点
日本経済代表部は、主にモビリティ・自動車産業、ロボティクス、人工知能(AI)、ヘルスケア・ライフサイエンス、再生可能エネルギー・クライメートテック(気候テック)といった分野に焦点を当てています。また、日本のスタートアップシーンや、同州企業と日本企業間におけるイノベーション主導型協力モデルにも特に関心を寄せています。
4月13日~17日には、量子技術と人工知能(AI)をテーマとした最初の視察団がバーデンヴュルテンベルク州から日本に訪れる予定です。この視察は、主要技術分野での協力関係を拡大し、具体的なプロジェクト案を策定するという同州と日本側の意欲を裏付けるものです。
深まる経済的な結びつき
バーデンヴュルテンベルク州は、数十年にわたり日本と緊密な経済関係にあり、1989年以降、神奈川県と友好提携を結んでいます。また、日・EU経済連携協定(EPA)や日独エネルギーパートナーシップも協力関係の重要な基盤となっています。
日本は世界第4位の経済大国です。バーデンヴュルテンベルク州の2024年対日輸出額は44億ユーロ(前年比+6.8%)にのぼり、主な品目は自動車および自動車部品、医薬品、機械でした。一方、日本からの輸入額は32億ユーロで、主に機械、電子・電気製品が占めています。
日本経済代表部は、日本市場に関心を持つバーデンヴュルテンベルク州企業のための中心的な窓口として、市場調査から連携の可能性についての模索、関連機関やパートナーとのネットワーク構築まで、日本市場の扉を開くサポートの役割を担っています。
【企業向けお問い合わせ先】
バーデンヴュルテンベルク州日本経済代表部
Dr. ルーカス・ヴィトスアスキー、ドイツバーデンヴュルテンベルグ州経済省日本代表
ビクター・アーンホルド、イノベーションスカウト バーデンヴュルテンベルク州
Tel.: 03-5276-8724/8829
E-Mail: bw@dihkj.or.jp
Website: https://www.bw-weltweit.de/en/