株式会社イリス

会社紹介

株式会社イリスは、現在もイリスグループの重要拠点として印刷、紙加工、自動車、航空機、航空宇宙産業、食品、ゴム加工および品質保証システム、技術材料まで幅広い分野の技術製品とサービスを取り扱い、海外の最新の工作機械と技術を日本に紹介し、企業ユーザー向けプロジェクトマネジメントを専門的に提供しています。

株式会社イリスの歴史は1859年(安政6年)長崎・出島で始まりました。福沢諭吉が辞書を買い求め、幕末諸藩や岩崎弥太郎が顧客名簿に名を連ねたユニークな外国商社は、常に革新的な技術を海外から紹介することで、日本の近代化とものづくりに貢献し、イリスグループへと発展しました。本社が1898年にドイツのハンブルグに移転した後も、海外から日本へ、常に最先端技術・サービスを提供してきました。そして現在も、日本の「ものづくり」文化に深く携わっています。

アディティブ・マニュファクチャリングビジネス、製品について

株式会社イリスは、3Dプリンティングおよびスキャン、紙加工、自動車、航空機および航空宇宙産業、食品関連、ゴム加工の分野において、幅広い知識・技術の供給サービスを行っております。産業機械には、信頼できるコンサルティングと効率的なアフターサポートが必要です。 また、競争の激しい日本市場においては、深い市場知識と利便性の高い現地拠点が必要となります。㈱イリスは、お客様の個々のご要望に対応し、市場の知識、豊富な経験、コミットメント、および地域支店との連携を通じて、必ずプロジェクトを成功に導きます。

また弊社は、最先端の3Dソリューションを提供する、日本の積層造形のパイオニアであると自負しています。積層造形には、設計から最終部品まで、各工程をカバーする様々な3D技術ソリューションがありますが、その利点と限界を見極めることが重要となります。3D最新技術を熟知した弊社エキスパートが、ユーザー様の要求に応じて、積層造形ワークフローのプロセスの分析・最適化を支援します。

今後の展望および日独市場に期待すること

日本の積層造形における先駆者として、㈱イリスは、長期にわたって世界中の産業用3D技術メーカーとの関係を構築しております。主な取引先として、BIGREP(ドイツ)、Roboze(イタリア)、Shining3D(中国)、BotSpot(ドイツ)、AIM3D(ドイツ)、3YOURMIND(ドイツ)、Trumpf(ドイツ)があります。

2019年2月にNEDO(日本新エネルギー・産業技術総合開発機構)が発表した予測によると、金属3Dプリント部品の市場は2030年までに2兆円に達するとしています。将来的には、3D技術は様々な分野の製造現場での需要が拡大することが予想され、それに伴い金属3Dプリンタ・パウダー材料、および3Dプリント製品の市場が大幅に拡大すると予測しています。また同時に、 2030年には3Dプリンター市場規模は6, 500億円に達すると予測されています(2017年の5.3倍、出展:NEDO)。NEDOは現時点で、3Dマーケットはドイツ企業がけん引していると声明しています。

来場者へのメッセージ

ドイツ機械産業界のパートナーとして、(株)イリスは、日本市場で高度な3Dソリューションを広めることを目的として、集中的なトレーニングとワークショップを提供しています。

現在、日本国内で3Dプリンターへの関心が高まる中、製造業での実用例およびトレーニング・学習の機会が不足しております。 このギャップを埋めるために、3Dプリンター実機を使用して、実用的なアプリケーションのデモンストレーションを弊社ショールームで行っております。 また、3Dプリントをどのように活用できるかについてのセミナーやお客様との一対一の相談会も随時開催しています。ご興味がありましたら、是非ご連絡下さい。