WIBU-SYSTEMS株式会社

会社紹介

Wibu-Systemsは、グローバルなソフトウェアライセンス市場における革新的なセキュリティテクノロジーリーダーです。1989年に2人のテクノロジー起業家Oliver WinzenriedとMarcellus Buchheitによって設立された同社は、拡大する『繋がった世界』でデジタル資産と知的財産の最高レベルでの保護、ライセンス管理、セキュリティの提供を唯一の使命として注力しています。 当社のソリューションは、PC、モバイルデバイス、組み込みシステム、PLC、およびマイクロコントローラを介してアプリケーションを配布するインテリジェントデバイスのソフトウェア開発会社および製造業において世界中で利用されています。

アディティブ・マニュファクチャリングビジネス、製品について

3Dプリンティングを活用する上で、様々な課題が残っています。例えば、設計者はデータを許可した相手にのみが使えるように保護をしたいと思います。また、そのデータを使用するのは、承認されたプリンターのみにすることで、データの著作権の管理だけでなくプリンティング数の管理にもつながります。WIBU-SYSTEMSのCodeMeterソリューションは、データ保護とライセンシングを一緒に提供することで、これらの課題を解決します。設計者は設計データを暗号化した上でライセンスを付与し、次の工程へ渡します。その際に、ライセンスには様々なビジネスモデルに合わせた情報を持たせることが出来ます。例えば、プリンターの情報や有効期間、印刷回数等です。これにより、データの著作権保護とデータによる収益化を両立することが出来ます。CodeMeterは、下記のような要求に応えるソリューションを提供します。

  • プロデューサー/デザイナーは、デザインを保護したい
  • 承認されたパートナー/プリンターに限定してパーツを作成したい
  • プロデューサー/デザイナーは数量を制御したい

今後の展望、日独市場に期待すること

Additive Manufacturing (付加製造)は将来の市場と考えられていますが、それはすでに始まっています。様々な産業分野では、小規模生産の可能性をすでに認識しています(たとえば、医療技術または消費者およびデザイナーの製品など)。ただし、この市場の大きな可能性は、製品を印刷する人々が必ずしも製品に対する権利を所有する人々であるとは限らないという事実に大きく影響されます。場合によっては、専門の代理店が誕生して、近くの他の企業の3Dプリント業務を請け負う機会があるかもしれません。これを実現するテクノロジーには、妥協のないIP保護と柔軟な収益化オプションが絶対に必要になります。

WIBU-SYSTEMSは、CodeMeterを通じて、Additive Manufacturing (付加製造)におけるすべてのデジタルバリューチェーンを処理できる、安全で確立されたシステムを提供します。

来場者へのメッセージ

ご来場頂いたお客様には2つのソリューションをご説明したいと思います。一つ目はデザインデータのセキュリティを担保する保護技術です。デジタルIPとしてのデザインデータを外部からの盗用をどのように阻止するか、リバースエンジニアリング攻撃への耐久性をどのように担保するのかをご覧頂きます。2つ目はデジタルIPの収益化モデルを構築するためのソリューションをご覧頂きます。 昨今流行りのサブスクリプションや従量課金モデルでデザインデータや3Dプリンターを利用させることにより安定的かつ持続的な収益モデルの構築が可能になります。 WIBU-SYSTEMSの提供する2つのソリューションによってご来場者様にセキュアで、収益化の実現可能なAdditive Manufacturing環境を構築するためのお手伝いをさせて頂きます。