DMG森精機株式会社
会社紹介
DMG MORIは、今年創立150年のGILDEMEISTER社と創立72年の森精機製作所が2009年より協業を開始し、2016年に完全経営統合を達成しました。日独それぞれの伝統や技術を融合させ最適なシナジー効果を生み出すことで、グローバルワンを目指しています。現在43カ国に154の拠点を持ち、直販・直サービス・加工技術に注力することで、迅速かつきめ細やかな高付加価値提案を実現しています。生産拠点としては日本、ドイツを含む7カ国に14の自社生産拠点を有しています。
DMG MORIは、従来型の切削加工機に加えてレーザ加工機や超音波加工機などもご提供します。アディティブマニュファクチャリングでは、パウダーベッド方式とDED方式の2つを有する唯一の企業であり、お客様の多様化するニーズに応えることができます。
アディティブマニュファクチャリング・エクセレンスセンタがある国内2拠点に、是非お越しください。機械の見学、テスト加工の打合せなど、お客様のご希望にお応えいたします。お会いできるのを楽しみにお待ちしております。
アディティブ・マニュファクチャリングビジネス、製品について
DMG MORIは金属積層造形分野で20年以上の経験を持つグローバル企業として、革新的な製造技術とグローバルサービスを提供しています。LASERTEC SLMシリーズ(パウダーベッド方式)とLASERTEC DEDシリーズ(DED方式)の2つの積層造形を、世界中で販売実績のある工作機械と組み合わせ、造形から仕上げ加工までのプロセスチェーンを提案できることが、業界内でもユニークな付加価値になっております。
DMG MORIは2013年にレーザメタルデポジションと切削機能を1台へ統合させたLASERTEC DED hybridシリーズを発表しました。LASERTEC 65 DEDは既存のマシニングセンタを補完するものとしてレーザメタルデポジションを採用しているのに対し、更なるラインナップ拡張のためLASERTEC SLMシリーズではセレクティブレーザメルティングを採用しパウダーベッド方式も提供可能にしました。DMG MORIは、従来型の工作機械の構造をアディティブマニュファクチャリング機へ転用することによって、CAMプログラミングやCELOSによる機械制御などの4つの異なるプロセスチェーンの統合を実現しました。
レーザメタルデポジション機能を持つDED方式は、その高い積層生産性でよく知られています。LASERTEC DED hybridは体積の多い3Dパーツの積層に最適です。また既存のパーツに対して積層しやすく、異なる金属材料を使用することもできます。ワークの加工途中でレーザ加工プロセスと切削加工プロセスの切り替えを行うことで、従来の切削方法では加工できなかった部分の加工も、もはや不可能ではありません。
LASERTEC SLMシリーズの登場により、DMG MORIのアディティブマニュファクチャリング製品ラインナップは完成しました。DMG MORIはパウダーベッド方式とDED方式の2つを有する唯一の企業です。最新機種のLASERTEC 30 DUAL SLMは機械本体の自律性が高く、安全性の高い、直感的な操作により、高品質で緻密な造形を実現します。